初心者でも大丈夫! ロシアオペラ3選

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ロシアあれこれ

芸術大国ロシアを訪れるなら、1度は観に行ってみたいのがロシアオペラ。でも、ロシアオペラは難しい
というイメージがないだろうか?
今回は、そんなイメージを覆す、オペラ初心者でも楽しめるロシアオペラを紹介する。


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ロシアオペラ3選

『イーゴリ公』 アレクサンドル・ボロディン

※写真は https://www.mariinsky.ru/en/playbill/repertoire/opera/igor_ii より引用

19世紀後半に活躍した民族主義的な音楽家集団「ロシア五人組」のひとりアレクサンドル・ボロディン
によるオペラ。中世ロシアの叙事詩『イーゴリ軍記』がもとになっている。

1185年、キエフ大公国の大公イーゴリによる遊牧民族ポロヴェツ人への遠征とそれにかかわる人間模様を
描き出した歴史オペラ。

オペラ中で使われている『ポロヴェツ人の踊り』(日本で『韃靼人の踊り』と表記されることが多いが、
これは語訳)は、オーケストラで演奏される機会も多く、有名な曲だ。

民族的な衣装や舞台装置なども大変見ごたえがある。

『エフゲニー・オネーギン』チャイコフスキー

※写真は https://www.mariinsky.ru/en/playbill/playbill/2019/9/12/2_1900 より引用

プーシキンの小説『エフゲニー・オネーギン』を題材としてチャイコフスキーが作曲したオペラ。
チャイコフスキーのオペラ作品の中では最も頻繁に上演されるもののひとつだ。

地主の娘タチアナとオネーギンのすれ違いの恋愛物語。

プーシキンの小説で見られる繊細な心理描写が、オペラの中でも音楽と歌を通して美しく描き出されている。主人公タチアナがオネーギンへ宛てて手紙を綴る場面で歌われる長大なアリアや、オネーギンと友人
レンスキーの決闘の場面などが見どころだ。

『スペードの女王』チャイコフスキー

※写真は https://www.mariinsky.ru/en/playbill/repertoire/opera/pdame_tem より引用

こちらもプーシキンの小説『スペードの女王』を原作としてチャイコフスキーが作曲したオペラである。

このオペラはその名の通り、トランプの「スペードの女王」がカギとなる。主人公ゲルマンが賭け事に勝つ
ための「カードの秘密」に執着し、人生の破綻を迎える。その秘密を知る伯爵夫人の孫娘リーザとゲルマンの
恋愛事情も加わり、物語はより一層悲劇味を帯びる。

『エフゲニー・オネーギン』と比較して、『スペードの女王』はドラマ性の強い作品だ。カードの秘密に執着するあまりどんどん狂人めいてゆくゲルマンが伯爵夫人に秘密をばらすよう迫る場面は、手に汗握らずして
見ることはできないだろう。

プーシキンの原作小説は非常に短いため、オペラ鑑賞の前に一度読んでみることをお勧めする。
ロシア語学徒はぜひ原文で。


まとめ

サンクトペテルブルグやモスクワには、日本と比較してオペラを上演している劇場が多いうえに、
チケットは大変リーズナブルな価格である(1000円ほどで買える場合もある)。 つまり、あなたがロシアに
来た時が、オペラデビューするのに絶好の機会なのかもしれない。
また、今回紹介した作品のように、文学作品と関係の深いオペラも数多い。ロシア文化全般に対する造詣を
深めたいという人も、まずはロシアオペラに触れてみることから始めてみてははどうだろうか。

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著者:田中 真奈美

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